世間の荒波を、乗り越えて、同じ思いの人達と出逢いたいよ~と願かけのブログ
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塗装工事の様子です。まず下塗りは自分たちで頑張りましたsrc="http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/aa7cb2eb8adad282332b24c47ee4be24/1180870394?w=112&h=150" border="0" alt="" />href="http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/aa7cb2eb8adad282332b24c47ee4be24/1180870449" target="_blank">
仕上げはプロにお任せです

右側の人は塗装屋さんの親方Oさんです。

実は、とても哀しいことに、先日6月16日に他界されました。

Oさんとの出会いは、今からさかのぼること12年、某北米輸入住宅に

入社してからです。Oさんはその会社の専属塗装屋さんでした。

驚いたことに、Oさんは、内部の色も、外部の色も、その場で、調合

してくれるのです。「いや、なんか違う」とウルサイ私の要望通りの

色を作ってくれるのです。あの頃の私はまだ、経験が浅く、塗装屋さんは

そんなもの。と当たり前に思ってしまっていました。

しかし、あの会社を離れ、別の職人さん達とお付き合いするうちに、

あれがOさんの才能であったことに気がつきました。それもそのはず。

だってOさんは、美大出身だったのです!

その後もいろいろな経験を重ね、やっと私も独立し、私にも元桶仕事が

ほんの少し来る様になりました。自分に仕事がくるようになったら、塗装

は、Oさんに頼む。と決めていました。だって、塗装で、仕上がりが、

全然違うんですよ!

実は、私が独立して初めて自分で請けたのが、この美容室&アロマサロン

の仕事だったのです。もちろん塗装工事はOさんにお願いしたわけです。

やはり、現場でお施主様と共にあ~じゃない、こ~じゃない、と色を調合

してもらって、満足のいく色を作ってもらってGOサイン

とてもいい色を出して頂きました。ありがとうOさん。

でも、この頃から、喉がオカシイと病院で検査をされてました。

結果、癌でした。でも、病院で治療しながらも、元気に仕事に励むOさん

をみていて、病気に勝つことが出来ると確信していました。

「私、まだまだOさんに頼みたいとだけん、元気にならなんよ!」

1ヶ月ごとに、投薬で入院するOさんに、病院で、元気そうに見える彼に

はっぱをかけていました。今思えばプレッシャーだったのかもしれません

ごめんなさいOさん。

でもその後も、私のわがままに答えてくれて、4月21日にOPENした

フランス料理店の仕事もしてくれました。やっぱりOさんでよかった!!

でも、私が無理させてしまったせいで、こうなってしまったのかも・・・

ごめんなさいOさん。

でも、彼の弟子たちが言ってくれました。

「親方は、亡くなる1週間前まで、見積りとかして、それだけ仕事が好き

な人だったよ。」  と。

本当にそうであったと思いたいです。私の仕事も楽しんでくれたのだと。

私は、Oさんに仕事してもらえて、感謝してます。本当は、もっともっと

助けて欲しかったけれど・・・でもそんなの私の勝手な都合だね。

ごめんなさい。そして、本当に本当にありがとうございました。

心からご冥福をお祈りいたします。


           頑張っている2人・・・

  
そうですこのお2人は、お施主様です


本当に頑張っていただきました


上はテーブルを作っているところです。ゴミ箱とタオルBOXもがんばって
                 下さいました。

下の写真は、入口横の壊れていた花壇のレンガ積みをしているところです

他にも、天井に貼るすだれも、一緒に浜線にある某ホームセンターに探しに行きました。そして軽トラを借りて運んだのは、彼女たちです

とにかく頑張りやさんでした。一緒に楽しかったです


これが、最初に提出した下手っぴ~のパース&イメージ写真です



まず これを見ながら施主様のイメージを確認していきます。

下手でも図面より、わかりやすいようなので、だいたいイメージパース

にて確認させていただきます。

こうなると、施主様よりいろんな話がでてきます。

予算もあるので、だいたい話を固めて、次は見積りになります。

見積り提出後、予算との戦いが始まります


いろいろと思案の結果、アジア雑貨のお店を回り、デザイン性がよく、

安価な物
を探し出し、これはという物をピックアップして、施主様に一緒

に見にいっていただいてコストダウンをはかりました。

なおかつ、自分たちで出来ることは、自分たちでして下さいね

と、労働を強いり工事は進んでいくのでありました

それともうひとつ骨董品屋さんの助けもありました。古物商しかいけない

オークションに連れていって下さり、面白いものを、安くGETさせて頂き

ました。「あなた達が頑張ってるから」”とのお優しいお言葉に、施主様

ともども感謝感謝でした

では、ここで問題です。あちこちのアジア雑貨店で、GETした物たちは、

一体どれでしょうか?以前載せた写真の中に出てますよ。1つでいいか

ら、見つけてみて下さいね(写真は、クリックすると大きく

なりますよ)
この改装工事を、請負うことになったのは・・・。

建築プロデューサーのAさんからのご紹介でありました。

お施主様はなんと、20代の女性でした。予算が正直大変で、今思うと、 

誰も、その予算では・・・、と私に来た話なのかもしれません。

実は、正直その予算を聞いて、お断りしようか、とも考えました。でも、

まだ会ってもいないのに決めては駄目だと思い、会って、お話しを聞い

てみることに・・・。

最初にお見せした、あの写真の空間の中で、初めてのご対面です。きっ 

と、お互いにドキドキだったはず!

女性2人で、頑張ると話し始めた彼女達、最初は不安気でしたが、はな 

すうちにどんどん目が輝いてきたのです。その目を見ていたら、なんだか

私もやる気になっちゃって・・・。プランを考える時間を下さい。と言っ

ておりました。

そのあと、時間を頂いて、なんとか案が浮かびました。

バリのイメージでお願いします が彼女達のご要望

私のへたっぴ~な絵(パース)から、舞台の幕はきっておとされたのであ

りました
きゃあ~写真を随分、削除しちゃってました

でも、何枚かは、あるので公開させて頂きます

 天蓋つきのベッドも大工さんの手造りです




店構え、こ~んな風に変わってきましたよ


では、また次回ということで
プロフィール
HN:
東 亮子
性別:
女性
職業:
インテリアコーディネーター
趣味:
楽しいこと全般
自己紹介:
1992年より
リフォーム会社入社
カーテン専門店
北米輸入住宅
北欧輸入住宅

を経て、フリーのインテリアコーディネーターとして独立。

現在、
・住宅会社、工務店、職人さんとコラボレートした仕事を手掛ける。
・個人顧客依頼の仕事を手掛ける。



 TEL・FAX 
  277-1250
        です。

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2005年発行 ガレージのある家(vol.4)

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2005年発行 美しい部屋(no.63)

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